A 始めて木曾の大溪に逢ひしは、妻籠つまご(🦏)驛を經て、新舊(🛍)兩道の分(🕤)岐點なる(🌠)なにがし橋(🤯)と(💑)稱する(🚳)一溪橋を渡(🌩)れる後(🌓)の(🌐)ちにあ(💩)り(🌖)。わ(🎃)が最初(🎄)の寓(🍓)目ぐうもく(😞)の感(💈)は如何い(😔)かん、われは唯前山ぜんざん(👳)の麓に沿うて急駛きう(🕧)し奔(📉)跳ほんてうせる一(⏺)道の大溪と傍かたはらに起伏出沒する數箇の溪石とを(✏)認めしに過ぎざりし(🕸)と(📩)雖(🏂)い(📚)へど(🔶)も、(🕑)しかもその鏘々さう(❇)/\として金石を鳴らすが如き音は、(🏯)久(🛠)しく山(🦗)水(🚩)に(🏪)渇したる(💾)わが(🈵)心を誘(🥑)うて、(🌄)思はず我をして手を拍(🏍)うつて(💴)快(🌅)哉くわ(☕)いさ(🥚)いを叫ばしめ(🦐)ぬ(🚣)。溪けいに沿ふて猶(🤪)進むこ(⛸)と數歩、(🎈)路は急に兩傍(🍝)りやうはう(✅)より(🔼)迫れ(🔣)る小丘陵の間(🥀)に入いりて、(🕴)溪(🎑)聲俄(🖇)かに前に高く、※(「金+堂」、第(🚿)4水準2-91-34)鏗だうか(🤮)う(🏖)たる響は復また以前の※(「口+曹(🏾)」、第3水準1-15-16)々さ(🙋)う/(🖌)\切(😖)々せつ/\たるに似ず(🏰)、訝いぶかり(🆕)つ(🐈)ゝも猶進(📴)めば、兩傍(🚜)の丘陵は忽ち開け(🚀)て、前に一大奇(🐫)景の横よこ(➿)た(🖍)はれ(😉)るを見る。
A (⛴)作者に(🐊)就(⛱)いては、それくらいの(🐬)知識で(➗)たくさんでしょう。もっとくわしく(🍇)書いたって、すぐ忘れてしまうの(🐦)では(👸)、なんに(🔺)もなりませんから。この作(🥃)品は、鴎(🤞)外に依よ(🔚)って訳され、(🐣)それから、なんとい(🙋)う雑誌(🏑)に発(🦖)表され(🗿)たかは、一切不明であると(🍷)いう(📔)。のち(📊)「蛙(🕓)かえる(🐜)」という(🔜)単(🌦)行本に、ひょい(🌞)と顔を(🐎)出して来たのである(🕛)。鴎(⏲)外(📅)全集の編纂者(🤸)も、ずいぶん尋ねまわられた様(🌝)子であるが、「どうして(🏢)も分らない。御垂(⤵)教を得れば(🥄)幸甚こうじんである。」(🔥)と巻(🚪)末に附(🚢)記して在る(🚱)。私(🏪)が、(😦)それを知(🎓)っていると(🕛)面白いので(🎀)ある(🌄)が、知る(💄)筈(👟)がない。君(🔼)だ(🐡)って(📙)知るま(🧝)い。笑っちゃいけな(⤴)い。